母と母の携帯の話
母の携帯が時々騒ぎを起こす。
家族三人で8月に替えた新しい同じ機種のスマホが、何故か母のスマホだけ騒動を起こす。
電話が掛けられん。
なにやら広告が流れっぱなしになる。
一日中音が鳴って煩い。
Lineが消えた。
今は90歳でもワーキングウーマンの走りで、
出来る人と言われた事で自信を持ち、人の上に立つことを良しとしてきた人生観のまま90歳になり、自分の発する言葉を相手が理解しないと「年を取ると舐められたことを言われる。」と思う程に本人は今もしっかりしている気になっている。
「腰が痛いさかい歩けやん。」と常套句を使う母がこんな時には突撃してくる。
母をなだめすかしても「今日行く。」と譲歩せずこちらが譲歩して出かける準備をする。
こんなこともあろうかと店頭ケアサービスを月々900円で申し込んでる。
家族平和の為に張り込む意味は大きい。
長々と本人が担当者の人に話しても相手は首をかしげてる。
「あんたじゃわからんやろ。前にしてもろた子呼んで。」が始まった(笑)
以前のスマホがこんなことになり換えたのはたしか8月。
それから2度ほど店頭にもお世話になった。
その時に母の理解しがたい長話をニコニコ聞いてくれた男の子がお気に入り。
担当の人はメールなどからウイルス感染したのだろうと云い、私もそう思う。
容量が一杯だとか今すぐ返信してほしいとか、次々に知らせが届くと何故か自慢げに話すたびに注意喚起しても意味が理解出ない様子。
スマホはもう7年ほど使っているはずなのに最近はよくバグる。
担当の人が小声で云うには、触りすぎているとの事。
『解ったつもり。』がネットの面倒さを知らずバグらせるらしい。
この際チャイルドロックをして貰いたい(笑)
結局はウイルスを消せず初期化することになったものの、パスワードが解らない。
8月に掘り出したパスワードを記帳しておくように云ったもののやってない。
3時間かけてどうにか初期化してもらい、電話帳とラインだけできればとお願いしてあったのを以前同様に移し替えて貰えた。
携帯会社のスタッフさんには頭が下がる。
「広告には今後一切触らないようにお願いしますよ」との苦言もどこ吹く風で、
「月千円も払うてる値打ちあったわ。」とのたもうた。
佐藤愛子さんじゃないけれど、90歳は迫力が違うね。

携帯は便利で扱いが若干やっかいでも必要不可欠なもの。
あなたのようにね。
My mommy
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